7月の読書&映画
7月に読んだ本のご紹介デス
・東京タワー
・重力ピエロ
・DEATH NOTE (12)
・風の谷のナウシカ(1)〜(7)
・サプリ(1)(2)
◆東京タワー
- 作者: リリー・フランキー
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2005/06/28
- メディア: 単行本
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友達から借りて読みました。
そんなにいい作品なのー!?という気持ちで読み始めましたが、
心に「じん」と響く小説でした。
ラストでは、思わず泣いてしまいました。なんと不覚にも電車内で・・・。
なんとなく劇団ひとりと同じようなタッチかと思いきや、リリー・フランキーの
方が文章を書き慣れているな、と感じました。
まず語彙力が豊富だし、文章の展開がうまいです。
1ページに1回は、クスリと笑わされます。
作者の思う壺のところもあれば、へー、リリー・フランキー面白いなぁ、うまいこと
言うなぁと感心して笑えるところもあります。
笑いだけで終わらず、母への飾らない気持ちが伝わってきて、とてもいい作品でした。
世の中で認められているだけのことはあります。
文句無しのお薦めです。
◆重力ピエロ
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/04/01
- メディア: 単行本
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以前から読んでみたかった伊坂幸太郎。
かなり面白かったです。
文章に無駄が無く、何気なく書かれている事柄にも全て意味があります。
読んでいくうちに全てがつながって、うまいなーとうなる場面が多々ありました。
そして、名セリフが多いんです。ちょっとクサイけど。
私の中のミステリー作家ランキング第2位に一気に踊り出ました。
テーマは、「罪と罰」。
作品の一つの鍵となる遺伝子については、非常によく調べられており、遺伝子と事件のトリックのつなげ方は、見事でした。
癌についても遺伝子学的に説明されている箇所も多数あり、よく調べられて書かれていました。
癌で亡くなった友人が居るので、とても心に残りました。
伊坂作品の中では、少々辛口の書評が多い作品のようですが、私は、この作品で十分伊坂節の虜になりました。
これから伊坂作品を読み漁ります!
◆DEATH NOTE 12巻
- 作者: 小畑健,大場つぐみ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/07/04
- メディア: ペーパーバック
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人気の出た漫画って、途中からダラダラ引っ張られて、結局面白くなくなることが
多いですが、スパっと終わってくれて気持ちよかったです。
相変わらず、文章の多い巻で、読んでて訳分からなくなりますが、結末を知れて
一安心♪
映画は、今、上映中なのかな?
私は、初代「L」がお気に入りです。
◆風の谷のナウシカ 全7巻
- 作者: 宮崎駿
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1994/12/01
- メディア: コミック
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映画を見られた方は多いでしょうが、マンガを読まれた方は少ないのでは?
映画とは全然ストーリーが違うんですよ。
映画のストーリーは、漫画では、途中です。
私もナウシカファンの友人の強い薦めで、貸してもらって読みました。
難しい作品ですね。
「DEATH NOTE」同様、真剣にじっくり読まないと、意味が分からなくなります(笑)
なかなかグロイ作品です。でもコアなファンがつくのは、分かるなぁ
◆サプリ 1〜2巻(現在は、4巻まで出てます!)
- 作者: おかざき真里
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2005/03/08
- メディア: コミック
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月9で放映中のサプリ。
TVは、まーったくつまんないけど(ごめんなさい・・・)、漫画は面白いです。
絵のタッチも綺麗だし、30独身女の生き方にかなり共感できる部分多しです。
大人の漫画といった感じで、楽しめます。
せっかくの原作なのにもう少し気合をいれてドラマを作ってもらいたいものです。