イーオン・フラックス

イオンじゃないよ、イーオン



イーオン・フラックス』を見て参りました。
主演のシャーリーズ・セロンは、『モンスター』でオスカーに輝いた30歳。
彼女は、南アフリカ出身で、複雑な家庭環境にも負けず、今の地位を手に入れた女性。


外見の美しさはもちろん、芯の強そうな所に引かれて、デビュー以来のファンなのです。
加えて、南アフリカびいきの私としては、ファンにならざるをえません(笑)。


しかし、この作品は、お勧めできません。
ストーリーがさっぱりです。
『ウィルスにより人類滅亡の危機』をテーマにしてるのですが、この手の作品は、どれも似たりよったりで・・・。


悪の支配に屈服しそうになるものの、善が勝つ的勧善懲悪ストーリーで、しかもその展開が、かなり強引。
ストーリー性の無さを映像でカバーしようとする辺りまで、凡庸的。


うーん、なぜシャーリーズ・セロンがこの作品を引き受けたかが謎なのです。
彼女は、味のある作品、難しい役どころの映画に出演する傾向にあるので。


でも彼女の役どころは、最高に美しく格好良かったです。
映画では、ぴちぴちの戦闘服を着てるのですが、それが一層スタイルの良さを強調しています。
足長〜〜〜い。顔ちいさっ。お尻も小さくて、しまってる!
同じ人間とは思えない、、、と思ったのでした。


でもDVDで見るので、十分です。(※見に行く予定の方は、ごめんなさいっっ)

映画のあらすじは、こちら↓
近未来SFアクション。政府が圧政を強いる近未来の世界を舞台に、人類の命運と自らの存在意義を賭けて立ち上がる美しき女戦士の活躍を描く。全身武器のヒロインをダンサー出身のセロンがスタイリッシュに演じ、本格的なアクションまで初披露する。近未来のユートピアを意識して作られた、最新のCG技術による刺激的な映像の数々も必見。


2015年、ウィルスが発生。人類は絶滅の危機に陥り、98%が死滅。ワクチンでなんとか生きながらえた人類は、開発者トレバーの一族によって成り立つ政府の下、生活してきた。2415年、君主トレバー8世への暗殺指令が下る。圧政を憎む反政府組織“モニカン”が暗殺者として選んだのは美しき女革命戦士イーオン。要塞に乗り込んだ彼女は、ついにトレバーに銃を突きつけるが、イーオンを見たトレバーは彼女を別の名で呼ぶ。混乱するイーオンは、さらに想像を超えた驚愕の事実を知る。