天職はホストです

先輩の息子さんは、タラシの才能を持って産まれています。




以前、先輩の妹さんが代わりに幼稚園に息子さんを自転車で迎えに行った帰り道のこと。

自転車を走らせていると、何かにつまずいて、ガクンと自転車が揺れ、妹さんが『○○君、大丈夫？』と声をかけると、『僕は、大丈夫だよ。男だから。それよりお姉ちゃんこそ怖くなかった？怖かったら、僕につかまっていいよ』と、わずか三歳で言ったそう。自転車の荷台に乗って、連れて帰ってもらってるくせに。


そんな数々のとろけさせ名言を持つ彼が彼の妹と一緒に我が家にやって来た。うきうき。

早速出ました！


いきなし、妹に近づいて、『これ、僕が世界一大好きなもの』と言って、ちゅーをしながら、妹を紹介してくれた。顔じゃなく頭にチュってしたところも、なんだか上級テクのようだったわ。しかも流し目で。現在、彼は4歳。恐るべし、4歳児。


ママがとびきり美人なので、息子君も男前。しかも両親に似たら、間違いなく頭もいいはず。もう絶対絶対、将来、女子を泣かせる男になると、オバちゃんは、思ったよ。娘っ子、気をつけるんだよ。こういうことを素でやっちゃうイタリア男こそ、タチが悪いからね（笑）。